開催概要

本会は、肺がんおよびその関連疾患の診療水準の向上、普及ならびに教育に寄与することを目的とした学術集会です。全国から肺がんの診療に携わる臨床医が一堂に会し、日本を代表する超一流の講師陣により、基本的な胸部画像の読影から、最先端の診断・治療技術を習得できるようにプログラムを組んでおります。

講演会のような一方的な知識の提供とは異なり、朝から晩まで、寝食を共にして参加者相互の自由な意見交換が尊重されるセミナーです。

シンポジウム1では「T1aに対するアプローチ」と題し、小型肺癌の診療に関する内科的・外科的・病理学的・画像診断学的と包括的な内容で、幅広い知識の習得を目指します。シンポジウム2では「肺癌の制圧にむけて」と題して、未来の肺癌診療の在り方について各分野のエキスパートに展望を語っていただくことになっております。

また、本セミナーでは恒例の画像診断クイズを出題する予定です。近年のCT画像の精密さを考慮して、これまでの画像1枚での診断形式から、HRCT像を提示して診断していただくよう、より日常臨床に即した形でのクイズ出題となります。 そのため、医療用画像ファイル(DICOM)を各自コンピュータやiPadなどで操作しながら閲覧できるようシステムを構築しています。画像閲覧ソフト Osirixを使用する予定ですので、参加者の方でiPad, Macをお持ちの方はご持参いただくよう、よろしくお願いいたします。また、iPadなどお持ちでない方にはレンタルを予定しております(数に限りがあります)。